カブクエンジニア開発合宿に行ってきました 2017春

2017/06/01
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おはこんばんちわ、カブクの足立です。

前回から約半年、またまたカブクエンジニア開発合宿に行ってきましたので、そのレポートをお送りいたします。
前回の合宿のアンケートのフィードバックを取り入れての開催です。

改善点

成果発表のスケジューリングが甘い(質疑応答が白熱して一人の時間が長くなりがち)。

このフィードバックを受け、成果発表は時間の厳守を徹底しました。
時間制約を設けた代わりに、発表資料の作成を禁止し(成果だけの発表とする)、成果物で語ってもらうことにしました。
もちろん背景や目的が無いとなぜ作っているのかが分からないので、そこは口頭で簡単に説明を補いました。

テーマとルール

合宿のテーマやルールは前回と同じです。
簡単に纏めると。。。

テーマ

自分の成果に貢献する。
カブクでは四半期ごとに成果評価しますので、その成果にコミットする何かを開発するのがテーマです。

ルール

1: 就業時間を守る
限られた時間で最大の成果を出すための会にしたい。参加者同士の懇親も大事にしたい。残業無し!

2: 発表する
目標が決まっている緊張感は良い集中のためのカンフル剤。

3: 自由参加
参加できない人もいて、そもそも強制できないから、いっそのこと自由参加。

場所

神奈川県の湯河原の「おんやど恵」です。

前回と同じ場所です。開発環境、アクセス、ロケーション、時間の柔軟性、ご飯、温泉、ホスピタリティもろもろ満足度高いです。
ただ、そろそろ目新しさも欲しくなってきた今日このごろ…

スケジュール

今回の合宿のスケジュールはこんな感じ。

05月17日
11:30 / JR湯河原駅集合(※勝手に来てください)
11:30 – 12:30 / ランチ & スケジュールの説明
12:30 – 13:00 / ホテルへ移動
13:00 – 18:00 / 開発
18:30 – 20:30 / 夕食
20:30 – / Free(懇親会&自由)
26:00 – / Google I/O 2017を見る会(※自由参加)

05月18日
08:00 – 08:30 / 朝食
09:30 – 12:00 / 開発
12:00 – 13:00 / ランチ
13:00 – 15:00 / 発表
15:00 – / チェックアウト

ちょうどGoogle I/O 2017の初日と同日になった(した)ので、Youtube Live見たい人は一緒に見ましょうの時間を作りました。
他の変更点は、前回のアンケート結果を鑑みて、発表の時間を少し長めに設定。
※1人10分で8人で80分。PC切換えを含めても90分で終わるはず(バッファを取って2時間)

次の日がツラいのを折り込み済みでGoogle I/O 2017を見た人は案の定、次の日ツラかったです(私です)。
個人的には今年のGoogle I/O面白かったですね。
「TF Liteふぇ??」「Kotlinまじかー?!」「VRグイグイくるぅ!」「TPU!TPU!TPU!(※安いやつ頼む)」「フォトブックの事を来年覚えている参加者は何人いるかな?」とかとか。

フォトレポート

JR湯河原駅集合からのランチ


みんな大人だし住んでる場所もバラバラなので現地集合ね。
移動中に一人合宿をしていた人が湯河原駅を乗り過ごして熱海まで行ってしまい遅刻するというハプニングも…
※私です本当にスミマセン


駅から少し歩いた「しらこ」というお店でランチです。
丁寧な和食が美味しいお店でした。

ホテルに移動


お腹もいっぱいになったので、腹ごなしにホテルまで歩いて移動。
ホテルまでは遠すぎるというわけでもなく、季節的にも暑くもなく寒くもなく、とても気持ちよく歩けます。

ホテルに到着


写真は前回と同じアングルですが…。無事到着。ほぼ予定通りの13時着です。

開発スタート!


今回は、前回とは違う和室(宴会場として使う部屋らしいです)が会場です。
2回目にして慣れた感じで準備をすすめ、開発スタートです。


無駄話もなく開発に取り組む切り替えの速さは流石!(この間0.025秒)

一日目終了


部屋割りをアナログなあみだくじで決めます。
意外と盛り上がるw


1部屋4人としては十分過ぎるぐらいの広い部屋でゆったり。
6人ぐらいは入れるんじゃないかな…

夕食です


懇親会も合宿の目的の1つ。
美味しいご飯とお酒でワイワイ楽しみます。
平日ど真ん中の開催なので、他の宿泊客も少なく、まったり楽しめました。


英人「オージービーフってなんですか?」
日本人「オージーだからオーストラリアだよ」
英人「あ!?オージ!なんでオージーって最後伸ばすんですか?」
日本人「え?むしろ伸ばさないの???オー!ノーッ」


夕食後は温泉に入ったり、部屋でダラダラと時を待ちます。

Google I/O 2017 Kabuku Extended


通称Kabuku I/O。
やっぱりI/O盛り上がります。
新しい技術ってワクワクしますよね。
みんなで見るとなお楽しかったです。
「おぉ!」とか「えぇ〜?」とか「ねみぃー」とかワイワイできるの楽しいです。
※布団持ち込みとかもできて、Live View会場としてサイコーですw

余談ですが(というか余談しかしてませんが…)、ホテルで準備してくれているharman/kardonの「AURA」というスピーカーは、会場に居るかのような錯覚をおぼえるほどに違和感のない自然な音響で、Live Viewに入り込めてとても良かったです。

Day2


Kabuku I/Oに参加した人も、しなかった人も、みんなで朝食です。
※メッチャ眠い…

最後の追い込み


朝食後9時から12時までの3時間。
最後の追い込みです。
誰も喋らずモクモクとひたすらにキーボードに魂を叩き込みます。(この間0.020秒)

発表前のランチ


発表前のランチはホテル目の前の蕎麦屋で。

発表


いよいよ発表です。発表5分、質疑応答5分で一人10分です。


宣言どおり、発表資料無しで、デモとトークだけの発表です。

Deep Learningで3Dモデルの検索システムのプロトタイプ作ったり


※高橋憲一撮影

Angularのフロントエンドテストを高速化したり

WebGLでGPGPUできないか模索したり

サービスのバックエンドをGKE化したり

TensorBoardをイイ感じにしたり

GAEのテストを爆速にしたり

3Dモデルの新しい解析アルゴリズムを作ってみたり

鬼のようにAngularのテスト書いてカバレッジ上げまくったり

各々、今四半期の目標達成に貢献する内容に集中して取り組めました。

おわりに

前回と同じ感想ですが、やっぱりやってよかったです。
いつもと違った環境は心理的にも晴れやかになり、より良い集中を得ることができる気がします。
前回の課題であった発表時間は、参加者の意識の高まりもあり、スケジュールどおりでき、全体の満足度も高く終わることができました。

改善点

今回の参加者アンケートから、新たな課題も見えてきました。

・テーマが「今四半期の目標に貢献する何か」なので、全く新しい何かにチャレンジできない
・開発時間が短い
・複数人で開発するチームテーマとかあっても面白いかも
・開発部屋はもうちょっと広いとうれしい
・肝試しやりたい
※個人的には肉焼きたいです

カブクの合宿の明日はどっちだ!

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